エジプト民族舞踊スクール:Onlineレッスン&講義開催中 ダンス:水曜4-6月 はじめてのSaidi 木曜4-6月はNubianです

【心のモヤモヤ_礼節と距離感と衣装と】

いつもご訪問有難うございます。

今日の記事は大切な事柄ですが、少々私のマイナス面の感情が入るかも…そうした記事は好みで無いな~という方は、恐れ入りますが「回れ右!」でお願いします。

先日、Ahmed先生から急遽個人レッスン日の変更を依頼されました。

私「どうしたのですか?」

先生「衣装頼まれていて、その様子を見に●●まで行きたくて」

私「私は聞いておりませんが、どなたですか?」

先生「日本の○というダンサーだけど」

お名前を伺ったダンサーさんは、私とは全く面識が無く、更にAhmed先生のレッスンやWSも一度も受けたことが無い方でした。聞けば、△さん(こちらはWS&レッスン受講者の方)の紹介だとのこと。しかも後日判ったのは、○さんが踊られたのはAhmed先生では無く別の先生の振付であったそうです。

この話を伺って、私は非常にもやもやしたものを感じてしまいました。私の心の狭さがそうさせるのかもしれないのですが。。

衣装のオーダーには手間がかかります。そして、エジプトの先生方は踊る事と踊りを教えることがメインのお仕事で、衣装屋さんが本業ではありません(店舗名として名前を掲げてサイトでオンライン販売等しているケースは除く)。

先生方がオーダーを受ける場合、「生徒が自分の振付を踊る際はきちんとした衣装で披露して欲しい」という善意と、多少の手数料収入を期待して対応されています。そして先生へのオーダーには、価格交渉やリマインダーができる程度の関係性も必要です。関係性の構築には、ある程度の手間や時間(そしてレッスン料支払等)を要します。

私がオーガナイザーだからと言って全て私を通すべきとは全く思いませんし、主催WSご受講の方、或いは私の主催前から既にレッスンを受けられるなど、先生と面識のある方は、ぜひ積極的に先生と直接連絡を取っていただけたらと思います。

でも、今回のケース…随分良い所取りというか、自分さえ良ければ感を感じました。

他先生の振付であれば、多少なりとも接点のあるその先生に衣装をお願いすれば良いのではないでしょうか。

私は取引の当事者でないので、残念ながら拒否権も文句を言う権利もありません。

Ahmed先生に対しては、本来のレッスンへの支障を望まないこと・教える事も多忙で限られた時間であること・私の今回のモヤモヤ感等も含めて率直にお伝えし、意見交換致しました。○さん、△さんに対しては、私は法的権利が無く直接損失を受けた訳ではないので、何もお伝えしていない状況です。

先生方と特段ご縁の無い方には、日本でもHanineさんなどいくつかの衣装屋さんが、合理的な利幅でもって衣装のオーダーを受けて下さっています。最近はメルカリ等の売り手-買い手直接取引も多く、中間マージンを回避する傾向があります。でも衣装屋さんには中間マージンを取る理由があるのです。衣装製作者とのコネクション、価格交渉、配送手配、納期遅れのリマインダー等。ご自身が特段現地取引のコネクションが無い場合、衣装屋さんをぜひご活用下さい。

もちろん、良いなと思われる先生がいたら、WSやレッスンを積極的に受けて関係を深めたうえで、衣装オーダーも含めて交流を深めていただけたらと思います。

Ahmed先生は現在も積極的にエジプト国内の舞踊団若手に指導をされ、経験を深めておられます。スケジュール上WSは頻回には企画できませんが、隙間時間における現地対面、オンラインレッスンは歓迎との事です。まずはレッスンを通じて各ダンサー皆様と先生との交流が深まることを、オーガナイザーとして心から願っております。

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