いつもご訪問有難うございます。
私は先日の3連休(7/15-7/17)、KANAKO先生(Oriental Venus)の主催イベント「Oneness2023」にスタッフとして参加しました。複数のショーやコンペティション、ワークショップ(WS)が終日開催される大きなイベントで、会場は大盛況、大きなトラブルなく終了しました。イベントの成功おめでとうございます!
時折、大きいイベント開催の際、私はスタッフに入らせてもらっています。目的はダンスShowの流れ(裏側)を学ぶためです。
昨年小規模イベント(Ala Difaf Ei-Nil)を主催しましたが、今後大きめのホールイベント(フォークロアダンス(一部シャービ&バラディ含)のみ)を開催したいと考えています。予定は未定ですが…開催の際にはぜひ応援&ご参加&ご観覧いただけたら嬉しいです!
イベント主催をするのであれば、ShowやWSの裏側でどんな準備や作業をしているかをある程度分かっておく必要があります。主催でなくともたまにゲストで呼んでいただくこともありますから、円滑な進行という観点から裏方さんの動きも知っておく必要があります。
スタッフで参加すると、良いことが沢山あります。ショーの準備も分かりますし、知り合いのダンサーさんでご無沙汰している方にお会いできます。今回はスタッフチームが皆様本当に良い方々で、外部の私ともとても仲良くして下さったり、とりまとめのMisaさんが細かい照会にも対応下さったりと、業務がしやすかったです。スタッフチームの雰囲気や役割分担の重要性等もあらためて感じました。
それから、各ダンサーさんのご様子も拝見しています。
第一線で活動される方は、スタッフにも配慮された行動をして下さる方が多いです。一方で少数ですが、“うーむ、これはちょっとどうよ…”というマナーを見かける事もあります。注意をする際はタイミングや言い方にかなり注意を払います。ShowやCompetitionの出番を控えた方に良い気持ちで踊っていただくためには、安易にマイナスな言葉を発しない方が良いと思うので…出番が終わった際にお声がけする事が多いです。でも、ルールやモラルを尊重して動いて下さる多くの方に迷惑になるとの観点から、スタッフであれば毅然と注意する必要もあります。
この辺りのバランスは毎回難しいな…と思っています。
また、スタッフをしていると課題を感じたり、「えええ~っ!」という事態も大なり小なり1回~数回は発生します(笑)(いや、私ビビリで動揺しやすいのです…すみません)。
今回に限らず、参加する全てのイベントでこうした事は必ずあります。それらを、自分がShowを手配する際にCheckするポイントとして押さえておくのです。
ちなみに今回意外に必要だったのが英語!今更かい…という感じですが(汗)。
国際フェスティバルなので、ゲスト講師の方以外の参加者にも日本語不可の方が何人かいらっしゃいました。控え室でのご案内、質問対応など、意外と英語を使いました。アラビア語も学習不足なのに英語ももっと勉強しなくては…通訳さんはいらっしゃいますが、スタッフや主催にも英語力が必要です(WSも通常英語で行われる事が多いです)。
あと、私がスタッフで入る場合、Nadaは使わず本名(ゆりえ)で入ります。ゲストのダンスは基本観ません。会場内担当の場合も、気分が悪いお客様、お声を掛けたそうなお客様がいないか、ダンサーさんが困っていないか、ルール違反行為が無いか、etcにほぼ注意を払っています。主催スクールの生徒さんがスタッフをされる際には、勉強の観点からショーを観たりWSに参加することも非常に大切です。でも外部スタッフの仕事はショー観覧ではなく、主催&お客様&参加者&ゲスト&他スタッフのサポートだと思っています。
場合によっては、普通に参加希望のダンサーさんにスタッフや通訳をやむを得ずお願いする事も有りうるでしょう。でもその際には、相応の配慮をその方にする必要があると思います。今回私はWS・コンペ等の参加希望をしていなかったので、スタッフ業務にしっかり集中できて良かったなと思っています。
ゲストは皆様素敵でした。とりわけヴィクトリア・テールさんの立ち居振舞や気配りが本当に素晴しく、心打たれました。WSも時間の結構前から入念に教えるポイントを確認&動かれ、ショーのお呼びするタイミングも気にして下さいました。2日目には名前を聞いて下さり、最終日に「Nada,You’re Amazing」とお声がけいただいて、実際には泣かなかったですが心の中で嬉し泣き…。有難うございます。またのご来日と一層のご活躍を心から願っております。
3日間楽しく、また貴重な経験をさせていただきました。
主宰KANAKO先生、ゲスト皆様、ご出演ご参加の皆様、ご観覧皆様、スタッフ皆様、貴重な経験を本当に有難うございました。