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【エジプト研修あれこれ その④ 英語はどこまで通じる?!】

エジプト渡航で毎回苦労しているのが「言葉」です。

私はアラビア語は挨拶と短いカタコト会話しかできません。数年間アラビア語を習い、駅や街中の表示程度は多少分かりますが、単語が致命的に覚えられないのです。。英語は最低限の日常会話ができる程度です(読む方は新聞もOK)。私自身は次回渡航までにエジプトアラビア語(アンメイヤ)を上達したいという課題があり、現地で英語を使っている場合ではないのです(アラビア語を使わないと上達しないですし)。が、とりあえずそれは置いておいて…。

「エジプトでは英語がどこまで使えるのか?」

基本的には下記のような感じだと思います。

カイロの中心部の『大通り沿い、観光スポット、ザマレックやモハンデシーン、マーディなど政府&大使館関係施設があるエリア、大型モール』では基本的な英語が通じる。ただし、路地を入った個人商店等ではアラビア語のみというケースが多数(カイロで書店巡りをしましたが、ザマレック以外は9割方英語NG=アラビア語のみでした)。ギザエリアでも上記以外はアラビア語だけという印象でした。

アレクサンドリア中心部でも同様。(大通り、観光地、ホテル、政府関係施設周辺は通じる)

ルクソール、アスワンでは観光地のみ基本的な英語が通じる。観光地以外では中心部であっても英語が通じない確率がかなり高い。

上記以外の都市では、若い学生さん等で英語が通じる場合が時々ある(高校や大学で習う)。ただし、政府機関周辺、政府関係の仕事をしている方でもほぼ全て「アラビア語以外は通じない」です。

私も昨秋の滞在時には、地方都市に半月程度滞在したので、お手伝い下さったAhmed先生以外は誰も英語を話さない、アンメイヤが怒濤のように飛び交う状況に「ひえ~」となりました(大汗)。ただ地方は特に素朴な感じの良い方も多く、概して日本人的には好意的です。よく笑顔はNGという話も聞きますが、私は笑顔でもあまり勘違いされる(=結婚しようといわれる、ナンパされる)事は無かったです。顔や服装が地味だからかも…。

アラビア語はカイロ中心部以外では必須なので、「シュクラン」「ラウサマ…(ちょっと伺いますが…)」「アナ マブスータ ギッタン(私は 満足です、とても。)「イェミーン、シメール、アラトール(右、左、直進する ←タクシーで使う)」といった基本的な言葉を覚えてしのぎました。旅行ガイド本の中で、アラビア語とイラストが手描き風で載っている物(タビトモ会話アラビア語 等)は意外と使えたのでオススメです。 

英語を使える機会は限られますが、少しでもアラビア語を学んで(挨拶もするしないでは全然ちがいます)、親切にして下さる皆様に感謝の気持ちで接すると、通じ合うところは必ずあると思います。エジプトであれ日本であれ、「良い人」「悪い人」の両方がいます。個々のシチュエーションや相手をしっかり見て対応するというのが、まずは大事かなと渡航の度に感じています。

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